近況報告2011年1月1日〜

1月31日(月)「決戦まであと2ケ月。」
 今日は朝立ちから始まり、終日後援会活動。数え切れないほどの方々と出会い、お話をさせていただきました。
 間もなく2月定例会が始まります。県民生活に影響の多い新年度予算の審議であり、しっかり取り組みたいと思います。
 さて、今日は小沢元代表の強制起訴が報じられました。もちろんご本人は無罪を主張されており、法廷で断固闘うということです。
 ご本人からすれば当然の結論だと思いますが、党人としての判断や党に与える影響はどうかということになればそのまま是とはできないのではないか。
 私は裁判の結果が出るまで自発的に離党され、無罪を勝ち取られた時点で復党されるのが筋ではないかと思います。
 今後の党本部の対応に注目していきたいと思います。


1月30日(日)「徳永久志外務大臣政務官新春の集い開催。」
徳永久志参議院議員の「新春集い」で開会挨拶。
 今日は徳永久志外務大臣政務官の「新春の集い」が開催され、出席する。
地元県議会議員として開会のあいさつをさせていただく。
 徳永久志参議院議員と私の出会いは20数年前にさかのぼる。彼が松下政経塾生のころ、近江八幡の姉妹都市であるアメリカ、グランドラピッズ市役所で研修をされており、私は市民の訪問団とともに訪れた際に通訳として活躍された。
 当時から流ちょうに英会話をこなされていたが、今思えばその時から必然的に外務大臣政務官への道へと進んでいたのかもしれない。
 菅政権で二度の内閣改造があったが、継続して一年生ながら政務官をつとめられている。県議会議員からの転身であるが、外交防衛に対する識見は大したものである。
 現在の民主党政権は外交防衛分野での失点で支持率を落としてしまったが、着実に日本の政治体制を変えるべく前に進んでいる。
 普天間基地問題や日米関係、中国やロシアとの関係などで外交課題は大変多いが、ぜひとも外交分野で徳永議員の活躍を期待したい。


1月29日(土)「真の少子化対策とは。」
 今日は大津で開催された組織内の組合の旗開きに参加。珍しく家族連れの旗開きでアットホームな雰囲気が非常によかったと思います。
 「いきいき働き、いきいき暮らす。」これが社会の原点です。こうした仕組みづくりのために雇用対策があり、社会保障制度があるのです。
 少子高齢社会が進む中で、こうした社会のあるべき姿がアンバランスになっているという現状ですが、この少子化はたやすくもとに戻りません。
 社会で子育てを進めるために始まった子ども手当の制度ですが、ばらまきとの批判が先行しています。しかし、本当にそうでしょうか。
 もちろん恒久的な財源や支給方法などの課題がありますが、待機児童解消など子育て環境の整備とともに、少子化対策の政策として決して間違ったものとは思えません。
 今後制度の成熟度を増すことが必要ではありますが、要は子育てするものの負担だけでなく、子育てを社会全体が応援してこそ少子化に歯止めがかかるのだと思います。
 短期間で結論を出すことなく、しっかり制度の行方を見極めるべきであると思います。


1月28日(金)「野党またしても審議拒否か。」
 今日は忙しい合間を縫って要望事項の対応で八日市養護学校や土木事務所を訪問する。これも私たちの重要な仕事であり、しっかり対応していきたい。
 特別支援教育の現場は本当にご苦労が多く、対応される教職員の皆さんには心から敬意を表します。現場は待ったなしの状態であり、予算執行や人員配置はできるだけ速やかに行われなければなりません。こうした現場の声をしっかり教委などに伝えていきたいと思います。
 夜は後援会長さんや地元自治会長さんとともにあいさつまわりなどを行いました。
さて、今日の国会は様子はどうでしょうか。
 与党の国会運営が強硬であると野党は審議拒否にでる構えですが、こうした状況がいつまで続くのでしょうか。
 審議拒否を繰り返して、最後は否決する。そして、与党を解散か総辞職に追い込むという戦略ばかりが前面に出ているように思いますが、国民の皆さんにはどのように映っているのでしょうか。
 こうした行動は参議院で関連法案の拒否権を野党が持っているからできるのでしょうが、あらためて2院制の意味を考えさせられます。


1月27日(木)「出会いを力に!」
 今日は終日、事務所で多く人と打ち合わせや意見交換、そして、市内で多く人から政治に対する要望や民主党政権に対するご意見をいただきました。
 政権交代の選挙の時もそうでしたが、高速道路の無料化については厳しいご意見が多かったように思います。
 私のお聞きしている範囲では民主党のマニフェストの中でもこの公約が一番評判が悪いものです。もちろん道路整備は国や自治体の義務であり、無料であるのは原則ですが、私のお聞きしている範囲では高速道路は受益者負担してもらうことで良いというのが大半です。
 今、実証実験的な取り組みを実施していますが、その効果や管理のための財源などしっかりデータを示して政策として進めるのかどうか方向性を示してほしいと思います。
 最近の新聞の論調を見て感じることがあります。これまでは政権に対して厳しい報道ばかりでしたが、谷垣総裁の代表質問のように解散総選挙ばかりを迫って国民のための議論に踏み込みこもうとしない姿勢に批判的な記事もみられるようになりました。
 「政権返せコール」だけでは国民は納得しません。一方「政権維持」だけに固執することも同様に納得していただけません。
 昨日も書きましたが、予算の審議、そして持続可能な社会保障制度と税の関係、TPPの方向性など、大きな政策課題について国会で熟議に熟議を重ねて、国民的なわかりやすい議論を経て、結論は解散総選挙で出す。こうした方向性を臨みます。
 滋賀県政においてもしかりです。昨年夏の知事選挙で嘉田県政が県民の大きな支持を得ました。嘉田県政の4年間の実績、そしてこれから4年間の取り組み方向について県民の皆さんは信を与えました。
 統一地方選挙において我々県議会が2元代表制の一翼としてどのようなスタンスで嘉田県政に臨むかは大きな争点となるでしょうし、なるべきものと思います。
 このことに対するメッセージはしっかり示していきたいと思います。


1月26日(水)「国民的な議論を!」
 今日は午前中会派代表者会議で大津へ、午後は地元へ戻り労福教協や連合の皆さんと近江八幡市への要望活動を実施しました。
 内容は市民のためのインフラ整備の予算、子育て支援策、雇用対策、地域医療や福祉政策などを重点に話し合いをしました。
 課題は山積ですが、地域がどうすれば元気回復できるか、政治の役割は大きくなります。
 「生き生き働き、いきいき暮らす」元気な滋賀の実現。そのためには経済を活性化させて雇用をしっかり確保する、そして、女性もしっかり社会参加できるように男女共同参画を進める、子育て環境を充実する、このことにより年金、医療、介護など高齢者福祉も守られる。こうした良好な社会循環の制度を確立することが重要です。
 通常国会が始まり、代表質問も行われていますが、社会保障と税制改革、日本経済の分かれ目となる「平成の開国」は国会の熟議を経て、国民的な議論としなければなりません。
 もちろん消費税を上げることに結論を出す場合は解散総選挙で国民の皆さんに信を問わねばなりません。TPP問題もしかりです。
 与党も野党もしっかりその方向性を示し、最後は国民の審判を仰ぐのが筋であります。
 しかし、今はどうなっているのか。自民党の谷垣総裁の代表質問を見ても、ただただ解散して政権を返せというだけでこうした議論に踏み込もうとしない。
 今解散しても国民は何を基準に政権を選ぶのか明確になっていないのです。
仮にTPPを進めるというならば当然農業振興策はどうするかは重要な議論です。こうした日本の行方を左右する政策に対する政党のスタンスを明確に国民の皆さんに示して信を問いましょう。そのためにも予算の審議、党首討論をしっかりやってほしいと思います。
 臨時国会のように政策の議論に踏み込まず、スキャンダラスな話ばかりを連発する国会は見たくありません。


1月25日(火)「嘉田知事との懇談。」
 2月定例会を前に嘉田知事と会派の懇談会が開催された。
内容は新年度予算、水環境ビジネス、少人数学級、農業問題、市町との連携、低炭素社会推進条例など多岐にわたった。
 嘉田県政の1期目は新幹線新駅問題、栗東最終処分場問題、ダム中止問題、造林公社債務問題など前の知事の課題整理ばかりに追われていた。
 これらの問題について一定の方向性が示された今、今期は社会環境学者である嘉田知事の本領発揮となる県政運営に期待したい。
 今日の知事懇談会の内容はまさしくこうした方向の県政課題ばかりである。
ぜひとも一つ一つ着実に解決しながら、滋賀の将来像を描いてほしい。
 私たち県議会の民主党会派も提言すべきはしっかり提言して、ともに元気な滋賀実現に貢献したい。


1月24日(月)「通常国会開幕。」
 今日からいよいよ通常国会が開幕し、総理や財務関係大臣の演説が行われました。
特に、与謝野大臣の演説中にはヤジが激しく飛んだそうである。
 かつて、鳩山元総理の所信表明演説のときに国会を傍聴しましたが、それはそれはひどいものでありました。最初から終わりまでヤジの連発で何を話しているのか分からないほどの状態です。
 まさに学級崩壊状態で、これが国民を代表する国会の姿であるとすれば、子どもたちが見れば大きく失望することだろう。
 野党の目的は国民の幸せでなく、政権を追い込んで解散、政権奪回することだけです。
 権力闘争なのだから仕方がないといわれる方があるかもしれないが、中身の議論をしたうえで追求するならともかく、議論なく攻め立てるというのであれば、どちらが正しいのか国民の皆さんはしっかりジャッジをしてほしいと思います。
 さて、今日は午前中はあいさつ回り、午後は竜王町役場で労福協や連合の皆さんとともに行政懇談会に参加させていただきました。
 懇談会では道路や下水道などのインフラ整備、子育て支援策、雇用対策、地域医療や福祉の課題について1時間半にわたって竹山町長はじめ幹部の皆さんと意見交換させていただいた。
 どこも厳しい財政運営が続きますが、小さくてもきらりと光るまち(武村正義元大蔵大臣の言葉を借りました)をめざして、まちづくりにご尽力いただきたいと思います。


1月23日(日)「消防出初式!」
公設消防並びに特設消防の皆さんによる一斉放水。今年一年災害のないことを祈ります。
 今日は地元岡山学区の消防出初式が行われ、出席しました。
公設消防そして各自治会の特設消防隊が一堂に会し、一年間の安全安心地域社会の確立を誓い、一斉放水をしました。
 地域の消防隊の皆さんは高齢者や障がい者などいわゆる災害弱者の状況も熟知されており、いざという時は本当に頼りになる存在です。
 また、防火診断や消防訓練など日常的に活動されており、いざという時に必ずやその真価を発揮していただけるものと期待しております。今年一年間、よろしくお願いいたします。
 この後はあいさつ回りや要望事項のヒヤリング、会合でのあいさつと忙しく活動させていただきました。
 統一地方選挙までわずかの期間となりましたが、最後の最後まで一人でも多くの方々と意見交換をさせていただきたいと思います。


1月21日(土)「国の森林政策のつけが・・・」
 今日は温暖化・造林公社問題対策特別委員会が開催され、温暖化防止条例のパブコメの報告並びに昨日の造林公社債務の特定調停の結果が報告された。
 新聞報道にもあったように、滋賀県はじめ関係自治体の公社に対する債権の放棄が決定された。
 一定の解決に向けた方向性が示されたが、長年にわたって解決を先送りしてきた当局や議会の責任は大変重い。合わせて、国策として進めてきた国の責任も問われるべきであろう。
 水源涵養などの目的で植林を進めてきたという目的は良かったが、方法が悪かった。
政府系金融機関から融資を受けて植林し、伐採収入で借金を返し、土地の提供者にも分収契約により利益を渡すという計画は木材価格の下落と無計画な借金で水泡に帰した。
 もっと速く手を打っておけば傷口は浅かったかもしれないが、先送りにしただけ大きな損害になった。
 これまでのプロセスで嘉田知事は県議会で自民党会派から厳しく責められたが、原因の多くは過去の政権に起因すると思う。
 これから残された債務の返済のため、多くの財政負担が伴うが、国としての責任やそれに伴う具体的な救済策を求めていきたい。


1月20日(木)「琵琶湖に生き、琵琶湖を守る人たち。」
寒風の中、近江八幡漁協の皆さんが漁船で浮遊物の回収に出かけます。
 水産庁の事業で「環境生態系保全活動支援推進事業」があり、近江八幡漁協などの皆さんが取り組んでいる。今日も寒風が吹きすさぶ中で、漁船で琵琶湖の浮遊物などの回収作業に出発される。今日は水産庁の職員の方も現地視察に来られており、私も激励に伺った。
 琵琶湖の保全は滋賀県にとって重要課題のひとつであり、淀川水系全体での対応も必要である。最近の水質悪化や低酸素化などにより漁業にとっても危機的な状況にあり、国から財源や人的支援を受けながら研究や対策を講ずる必要がある。
 これは私たちのローカルマニフェストの一つでもあり、重要課題としてしっかり取り組んでいく覚悟である。
 参加者の皆さんお疲れさまでした。


1月18日(火)「おめでとうございます、の挨拶はいつまでできるのでしょうか。」
 新年会の行事がしばらく続きますが、1月も中旬を過ぎると、だんだん「おめでとうございます。」の挨拶がしにくくなります。そう感じておられる方も多いと思います。
 7日までという意見もありますし、小正月の15日という人もあります。まあ、その場の雰囲気で判断するしかないでしょうか。 
 今日も新年会、あるいは新春の集いといった行事が続きました。ご推薦を受けている団体の新年会は必ず出席し、お礼を申し上げておりますので、連日ハードなスケジュールが続きます。その間隙を縫ってあいさつまわりを繰り返すという毎日ですが、精神的には充実しています。このまま最後まで走り切ります。
 さて、最近の政治情勢の報道は与謝野経済財政担当大臣が中心です。
自民党など野党勢力は今から徹底追及の構えで、問責決議、辞任を求めるなど物騒な話が出ています。
 しかし、これから仕事をするわけで何もしないうちからけしからん、辞任だとはひどすぎませんか。国民不在のこうした話をすることは野党としての責任さえも果たせないいい加減な政党としかいえません。24日以降の国会審議について世論がどういう判断をするのか、しっかり見つめていきたいと思います。


1月17日(月)「阿久根市長に住民の審判が下る!」
 昨日の阿久根市長選挙でリコールで失職した前市長が落選し、リコール運動の中心となった人が新市長に就任しました。
 前市長のコメントは「職員組合と報道に負けた」という趣旨のものです。
市長の意向に背いたと職員を免職し、裁判所で復帰させる判決が出されてもそれに従わないという法を無視した首長のこのコメントを全国の皆さんはどう感じられたのでしょうか。
 阿久根市のこの一連の騒動?には多くの課題あるいは問題提起がありました。
 2元代表制を否定するように議会を開かず専決処分を繰り返した無軌道ぶりは行政の長として許しがたいものがあると思うのは私だけでないと思いますが、一方投票者の半分近くは依然前市長の行動を支持しているのはなぜか、ということが疑問として残ります。
 それだけ多くの阿久根市民の暮らしは疲弊しているということなのでしょうか。もちろん、こうした市長の独断先行を許した地方自治法の不備も課題として残りました。
 新市長の船出は大変厳しいものがあると思いますが、職員とともに住民の皆さんの中に入り、対話を繰り返して、効果的な景気・雇用対策を展開する中で行政への信頼を回復し、市民生活を向上をさせるため、頑張ってほしいと思います。
 そして、国に対してはこうしたことが繰り返されないように法の再整備を望みます。
 さて、今日も厳しい寒さの中、あいさつ回りを続けました。久しぶりにお出会いする方も多く、ついつい話し込んでしまいました。
 「今江君は政治家らしからぬ正直なところがあるが(?)、そのままの姿勢でいいから地域の発展のため、がんばれ!」というような激励もいただきました。
 私のモットーは「誠実に、まっすぐに、元気一杯!」です。愚直といわれようとも自分のやり方で地域の発展と住民のみなさんの幸せのために前に進んでいこうと思います。


1月16日(日)「湖国は大雪です。無念の駅伝競走中止!」
 今日は近江八幡市の伝統行事である駅伝競走大会でしたが、積雪のため無念の中止となりました。特に姉妹都市などの招待選手の皆さんにとっては残念な結果になりました。しかし、自然現象はやむを得ず、また無理して事故があっても困ります。来年に期待したいと思います。
 大雪の中でしたが、草津で開催された三日月大造衆議院議員の新春の集いに参加。その後は地元に帰り、あいさつ回りを重ねました。
 夜は後援会長や地元自治会長とともに吹雪の中、関係先にごあいさつに回りました。
民主党政権の支持率低下に関してご心配いただいたり、お叱りをいただいたりと悲喜こもごものあいさつ回りですが、期待があるからこそ厳しいご意見もいただけるだとつくづく思っております。お叱りが再び期待に、そして期待が現実のものへと変わっていくよう努力を重ねます。多くのご意見ありがとうございます。


1月15日(土)「郵政改革の行方。」
 政治の世界に身を置いていると、かつての小泉・竹中路線の市場第一主義で日本の国がいかに疲弊したのか、わかります。今の格差社会はこの路線の中で増幅されました。
 郵政改革もしかりです。アメリカの圧力に屈する形で進められた郵政改革でありますが、このことにより国民生活を長く支えてきた郵政のユニバーサルサービスを危うくしています。特に行動範囲が制限される高齢者にとっては地域の郵便局は重要な公共サービスの拠点です。こうした生活拠点が採算だけで統廃合されては困ります。
 民主党や国民新党などの与党が進める郵政改革法案は現在のねじれ国会の中で成立が心配されていますが、次の通常国会で何とか実現してほしいと思います。
 今日はこうした思いを共有する日本郵政グループ労働組合の滋賀連協の新春の集いに出席させていただき、国民生活に欠くことができない郵政サービスの更なる充実をともに確認しました。
 今年は元旦に雪が積もり、大変な状況にありましたが、国民の皆さんが心待ちにしている年賀状をシッカリお届けいただき郵便局の皆さんに心から感謝いたします。
 この後は、草津市で開催された社民党の旗びらきに参加させていただきました。社民党は普天間基地問題で与党から離脱されましたが、政策によっては思いを共有する部分も多くあります。嘉田知事を支えている政党でもあります。
 旗びらきには福島瑞穂党首や地元草津市長、連合滋賀会長なども来賓として出席されました。
私もご推薦をいただき、決意表明をさせていただきました。
 それぞれの思いは平和で暮らしやすい国民生活の実現です。しっかり議論すべきは議論して県民のみなさんの安全で安心できる生活確保に向けて邁進していきます。


1月14日(金)「菅政権改造内閣スタート!」
 今日、菅内閣が改造を実行しスタートした。相変わらず野党は酷評したが、要はどんな布陣であっても認めない、ということである。スキあれば問責決議を出して、退陣を迫るという姿勢で日本の国の将来のために議論を尽くそうとはしないということか。
 選挙で与党と野党に決して、深く議論して政治を前に進めるというのが政治家の役割だ。改造内閣が始まって直ちに問責云々というところに国や国民に対する無責任な自民党の姿がある。どうか、有権者の皆さんにはこれからの管内閣が国や国民のためにどのような汗をかくのか見守ってほしい。
 TPPも農業振興も、消費税問題も国民的な議論を経て実行に移すべきものは移すということだろうと思う。対案を示すことなく駄目だ駄目だというのは単なる無責任であると思う。


1月13日(木)「民主党党大会そして明日は内閣改造。」
 今日の政治関連のニュースは民主党の党大会と明日の内閣改造予測。
党大会でも様々な議論はあったようですが、マスコミの関心は離党した立ち上がれ日本!の与謝野氏の入閣があるかということに移ってきました。
 税制改革と社会保障の在り方について与謝野氏の識見が必要か否か。党内でも賛否両論があるようです。
 各論はともかく、今の異常な政治状況を打開して日本の経済の立て直しとしっかり持続できる社会保障制度の確立をすることは政治の責務です。そのためにあらゆる協議や共闘を重ねることは必要であり、いたずらに政治の流れを止めているだけの野党自民党に国民の皆さんは早晩愛想を尽かすことになると確信しています。
 臨時国会、予算委員会の自民党の質問は大半が与党の言動をつつくだけに終始し、中身の議論をしようともしなかったことは明白です。
 民主党も野党時代にそのような追及はしていましたが、全編そうした質問で終始したのは異常な事態といえます。マスコミはこの点の指摘はしませんでしたが、民主党の支持率低下にも関わらず自民党がその受け皿になっていないということは、有権者もそうした理解をされているのだと思います。
 国会審議を正常化していくため、政治的な判断で官房長官などの交代が行われるようですが、こうした対応や与謝野氏への働きかけもすべては国民生活と日本経済の再生復活のための布石としてしっかり見守っていきたいと思います。
 国会も地方議員も今の政治状況を打破し、景気・雇用対策と社会保障制度の確立をひたすら目指していきます。


1月11日(火)「新年度予算審議に向けてスタート!」
 今日から4日間、新年度予算の概要について各部局からヒヤリングをします。
予算の内容について質疑、あるいは要望を加えて、今月末には知事査定を終え、2月定例会に提案されます。
 統一地方選挙を控えて各議員も多忙を極めていますが、景気・雇用対策をはじめ福祉教育など県民生活を支える予算なので、私たちも県民の皆さんからお聞きした要望やニーズにしっかりこたえられる予算となるように審査をしていきたいと思います。
 夜は地元に帰り、連合滋賀八幡蒲生地区連や近江八幡地区労福協の共催による新春の集いに参加し、統一地方選挙に向けた決意を述べさせていただくとともに、皆さんから激励をいただきました。
 政府与党の支持率は低迷していますが、「今江さんは地方のニーズをしっかりとらえてがんばってほしい」と皆さんから激励をいただきました。
 いきいき働き、生き生き暮らす元気な滋賀の実現に向けてさらに精進してがんばります。ありがとうございました。


1月10日(月)「嘉田知事vs稲村尼崎市長」
まだ30代で若い稲村和美尼崎市長ですが、人口40万人を超える大都市のリーダーとして大いに期待しています。
 今日は朝から雪が積もって、寒さもかなり厳しい日となりました。
地元大房町の防火訓練に参加させていただき、ご挨拶をさせていただきました。
雪のため、室内で消防署員の指導でAEDの取り扱いなど心肺蘇生術について訓練を受けました。過去に講習を受けていましたが、こうした知識は時間がたつと忘れてしまいます。今日はそういう意味で良い復習の機会となりました。あらためて最新の方法を学ばせていただきました。関係者の皆さん大変ご苦労様でした。
 あいさつ回りをした後、午後からは草津市へ移動し、嘉田知事の新年会に出席しました。今年のゲストは昨年初当選された稲村和美尼崎市長で、「嘉田知事vs稲村市長」のトークでは地方自治の在り方、造林公社問題など多岐にわたって貴重な意見交換がありました。女性は強いというのが印象的であり、首長に限らず地方議員においても多くの女性議員が誕生することを期待しています。


1月9日(日)「新春の集いに多くの皆さんがご出席いただき、ありがとうございました。」
「2011新春の集い」で今年の決意を述べさせていただきました。
 今日は恒例の「奥村展三・今江政彦新春の集い」を開催しましたところ、公私ともお忙しい中、多くの皆さまにご出席をいただきました。ありがとうございました。
 この4年間を振り返っての思い、そしてこれから取り組むべき課題について決意の一端を述べさせていただきました。
 とりわけ、滋賀県経済の元気回復のためにも中小企業振興条例を早期に制定すること、介護職員など公共的なサービスに携わる人たちの労働条件改善を改善することによって介護制度の充実を図ること、地域主権の確立などについて具体的な思いを申しあげました。
 こうした思いやそれにかかわる議会での質問をまとめた県政レポートを作成しましたのでぜひご覧ください。(明日10日に新聞折り込みします。)
 集いの終了後には市の成人式に出席しました。いつも成人式では新成人の元気度に関心が行くのですが、今年はまあまあという感じでした。前列で元気な声を発している人もありましたが、それは一部で総じて人の話はしっかり聞いていたようです。
 成人式終了後には、あいさつ回りや打ち合わせということで今日一日バタバタと過ごしました。
 気候の変化が激しく、あわせて暖かいところと寒いところを出たり入ったりするので風邪をひきそうになりますが、元気いっぱいがんばります。


1月8日(土)「恒例のお正月行事が続きます。」
 昨日は連合滋賀の新春の集いに参加、嘉田知事はじめ県内の国会議員全員が勢ぞろいしました。私たち統一地方選挙を迎える議員もそれぞれ決意表明をさせていただきました。
 今日は厳しい寒さの中、消防協会八幡支部の連合出初式、そして、地元岡山公民館の仕事始め式、大津では川端議員の新春の集いが開催され、それぞれ出席しました。
 この連休が終わりますと、いよいよ通常国会に向けて動き出します。通常国会の開会は24日か28日の可能性が高そうですが、これも流動的です。
 いずれにせよ、12日の両院議員総会、13日の党大会、そして報道されているように17日に内閣改造が行われると一気に国会での審議が始まります。
 官房長官や国交大臣が交代すれば野党の審議拒否の理由はなくなります。国会前には政倫審での小沢前代表の説明が大きな焦点になりますが、いずれにせよ国民のみなさんの生活の行方がかかった新年度予算の審議が進むことを願っています。


1月6日(木)「民主党政権の行方。」
 今日は市役所で打ち合わせのあと、市内でのあいさつ回りなどの活動、夕方からは天候も雪模様に変わってきました。
 挨拶に伺うとやはり話題は国政のことになります。総じて多い意見はやはり小沢元代表の進退ということになります。小沢代表の出番をというご意見もありますが、大半は離党勧告して「政治とカネ」の問題に決着をつけてほしいというものです。
 政局は1月13日の党大会を中心に大きく動くようですが、新年度予算審議をはじめ、政治課題は山積みです。一刻も早く政策を議論する国会に戻ってほしいと思っています。
 民主党へのご批判は厳しくいただいておりますが、一方で自民党政権に戻ってほしいという意見はほとんどありません。
 国民の皆さんから託された4年間のうちまだ15カ月しか経っていません。この間、外交問題などにおける対応のまずさはあったものの、政治主導の姿勢、事業仕訳をはじめ、子ども手当、高校無償化、農家の戸別所得補償などの実績はあります。
 今しばらく、民主党政権の行方を見守っていただきたいと思います。 


1月5日(水)「浅井三姉妹が時を超えて滋賀の経済振興に貢献する!」
 今日は終日市内であいさつ回り、そして夕方からは地元の市労連の旗開きに参加。多くの皆さんに激励をいただき勇気百倍でした。
 今、自治体を取り巻く環境は厳しく、特に市民サービスの最前線で働く人たちは住民ニーズと現行制度のはざまで最大限の行政効果を発揮すべく頑張っています。
 最前線だからこそ住民ニーズを一番的確に把握しておられますので、しっかりご意見を聞いて県政や国政に反映していきたいと思います。
 さて、今年はNHK大河ドラマで滋賀県とのかかわりが深いお江をはじめとする浅井三姉妹が主役となって、県の観光振興や経済波及効果に大きな期待が寄せられています。
 二女のお初は近江八幡とかかわりの深い京極高次の妻であり、近江八幡でも今年は多くの場面で紹介されることでしょう。
 まさに、浅井三姉妹が滋賀県経済の救世主になるかもしれません。特に、こうした情報発信をしていただくのがいわゆる「歴女」と呼ばれる女性です。「歴女」のみなさんのブログにも大いに期待がかかります。
 今日の旗開きのゲストとして来られていた安土出身の「織田かずさ」さんもこうしたPRの担い手として大いにご活躍を期待します。
 「織田かずさ」さんは「歴史タレント」としての顔をもち、また近江八幡市の今年の「あづち天正使節」としても活躍されています。
 滋賀の歴史・文化・自然を生かした観光振興は滋賀県の景気回復の起爆剤となるもので推進に向けて努力していきます。


1月4日(火)「最小不幸社会?」
 今日は官庁などで仕事始め式が行われた。私は商工会議所の年賀会に出席した後、大津市で開催された部落解放同盟県連の旗開きに参加する。
 国会議員、副知事、大津市長はじめ各市町長、県会議員、市町議員、経済界の代表者など多くの来賓から今年の目標などが語られた。人権の世紀といわれる21世紀だが、人権啓発の課題はまだ多くある。人権侵害の最たるものである子どもや高齢者など弱者に対する虐待行為は後を絶たない。平和・人権擁護の源はすべての生命を大切にするということである。
 さて、今日は菅総理の記者会見が行われました。キーワードは「平成の開国」「最小不幸社会」「不条理を正す」という三点だが、私はこのうち「最小不幸社会」というメッセージが好きになれない。意図することはわかるのだが、セーフティネットの確立とかの言葉に言い換えられないものか、といつも思う。世の中にある貧困などを最小限のものにするという意味なのだろうが、希望の持てる表現とは言いにくい。
 このことはさておき、今年一番の課題はTPPなどに代表される「平成の開国」のための決断だと思う。
 農業振興策の確立とともに、TPPの決断は歴史に残る重大事である。農業団体などが外国農産物の関税撤廃に反発するのは当然であるが、そのことだけで判断すれば日本の将来を行方を見誤る可能性もあるのではないか。
 農業振興政策とともに、しっかりしたTPPの議論、しかも政治の世界や利害の伴う団体だけでなく、国民的議論をする必要があると思う。


1月3日(月)「参議院の役割とは?」
 今日でいわゆる正月休みは終わり、官庁をはじめ多くの職場で明日は仕事始めということになります。
 私たちも年賀会などいわゆる正月行事のラッシュとなります。
今日は選挙活動の打ち合わせやあいさつ回りで終日過ごしました。
 さて、今日は参議院の役割について考えたいと思います。
現在の政局でも参議院の問責決議案が注目されています。いわゆる国会がねじれになっていますとこうした問責決議が行われ国会審議が止まります。
 問責決議をした閣僚が出る審議には応じないというわけです。こうしたことは民主党政権だけでなく自民党政権の時代もありました。
 そこで、参議院の役割はこうした問責決議で国会審議を遅らせることにあるのか、と疑念を抱かざるをえません。
 もちろん総理の首班指名や予算議決では衆議院の優先があるのですが、3分の2で再可決する数がなければ、関連法案が通らず行き詰まるという仕組みになっています。
 これでは2院制であるがゆえに政治の停滞が起こってしまいます。
参議院は良識の府とよく言われます。これは与党か野党かということでなく、参議院を構成する議員が法案などをあらゆる英知や経験をもとに審議していく、ということだと思います。もちろん議員ですから所属政党はありますが、そうしたものを乗り越えていけるのが参議院であると思います。
 とすれば、参議院議員というのは決して期数でなく、どのような識見や英知を持っているのかが問われなければなりません。十分な経験や識見もなく、党から指示されて反対や賛成の表明をするだけの議員は願い下げです。


1月2日(日)「静かなお正月。」
西の湖から伊吹山を望む。(2011年1月2日撮影)
 元日の雪から少し天候は回復しました。親類を見舞った後、西の湖の近くを通りましたら、遠くに雪化粧をした伊吹山が美しく見えましたので、思わず写真にその姿を残してしまいました。
 映画の撮影場所によく使われる西の湖の風景ですが、これは近江八幡と安土の貴重な財産です。合併に向けてこれまで多くの議論や「闘い」が行われてきましたが、この西の湖に代表される自然や歴史が新近江八幡市のもとに一つになりました。
 まだまだ新近江八幡市の課題は多くありますが、人口八万人の湖国の中核都市として限りない発展を遂げることを期待しています。
 そのために、国、県、近江八幡市をしっかりつなぐ役割をこれからも果たさせていただきたいと思っています。
 さて、早くも帰省のためのユータ―ンが始まっているようですが、仕事始めとともに猛ダッシュをかけて、2011年が干支であるウサギにあやかって飛び跳ねる、躍進の年になるよう祈っています。
 まずはデフレ脱却、経済発展、景気回復に全力を挙げていきたい。その起爆剤になるのが中小企業の振興と発展です。
 そのための滋賀県の中小企業振興条例もいよいよ具体化していきます。実効性のある、魂のこもった条例になるよう全力を挙げていきたいと思います。


1月1日(土)「新年おめでとうございます。 2011年の元旦は雪景色でした。」
積雪でいつもと違った風情をみせる八幡堀(2011年1月1日撮影)
 いよいよ2011年がスタートしました。今年は私にとって2期目の審判を受ける年でもありますし、また国政や県政でも波乱の年になるかもしれません。
 国政でいえば年明け早々、予算審議をする通常国会の運営を巡って問責決議を受けた仙谷官房長官の交代があるのか、小沢前代表の政倫審への出席がどうなるのか、予算審議に絡んで解散や政界の再編があるのか、あまりにも不透明な状況が続きます。
 県政においても、この春の統一選挙で嘉田与党である民主党や対話の会をあわせて過半数が確保できなければ、嘉田県政のかじ取りも難しくなります。
 しかし、こうした政局に翻弄される政治に有権者の皆さんはもううんざりされておられることと思います。
 政治家にとって政局を読む力は当然必要ですが、政局ばかりで政策のない政治は国民にとって不幸です。
 経済・雇用問題をはじめ社会保障制度、子育て支援策、農業を取り巻く課題解決、温室効果ガス削減などの環境問題、税財政問題など取り組まねばならない課題は山ほどあります。こうした課題を解決し、今の日本の危機的状況を乗り越えていくには与野党がしっかり議論して政策を打ち立て具体的な施策で政治を前に進めていくことが重要です。
 県政においても、国政においてもこうした課題に対する政治家の姿勢をしっかり評価いただいたうえで審判を受けたいと思います。


   
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