近況報告2月11日〜

2月28日(木)
「男女共同参画社会推進について」など2点にわたり一般質問する。
 一般質問2日目。6番目に「男女共同参画社会推進について」「依存症対策について」の2点で私も質問に立った。
 4月以降の男女共同参画課の位置づけ、センターの図書資料室の予算削減、市町への指導などを中心に質問するも、知事が男女共同参画課を知事直属にする意思はなく、県民文化生活部の所属になるだろう。知事直属にすることによって知事の姿勢というものが市町に対しても、全国に対しても発信が出来るのだが、いささか残念である。
 もし、これに従い市町でも男女共同参画担当を自治会の部署とか人権の部署へ置き出したら、昔に戻ってしまうと思うのだが・・・・
 夜は、「市立医療センターを考える会」の設立準備会に出席する。超党派で出来るだけ多くの人に呼びかけるため、中谷哲夫議員と連名で呼びかけたものだ。医師会、歯科医師会、薬剤師会、商工会議所、自治会などが呼びかけに応じてくれてとにかくスタートすることが出来た。東近江市、安土町、竜王町の人も参加してくれて、東近江医療圏域のあり方や自治体病院の課題等を考える中で医療センターのあり方も考えるというスタイルが出来た。今後もシンポジウムなどを開催して地域医療の充実を目指す。


2月27日(水)
 今日から一般質問が始まる。今議会の質問者は30名で述べ四日間のロングランとなる。本日は9名が質問に立つが、どの議会においても際立って目立つのは自民党湖翔クラブの生田議員とわが民主党・県民ネットワークの辻議員(人呼んで「つじこう」)の二人である。二人とも独特の話し口で議場の笑いを誘いながら、きっちり言いたいことをいうという得な存在だ。
 まねは出来ないので私は淡々と質問することにしている。私の出番は明日なので今日はひたすら人の話を聞くという一日であるが、しっかり聞けばかなり勉強になる。
 持ち時間は30分だが、質問が終わると残り0秒という「達人」も何人かいる。
ヤジの応酬もすさましいのだが、ヤジはかなり難しく新人は簡単に飛ばせない。
 ヤジは議会の花という人もいるが、私は大嫌いである。子どもじゃないので人の話は静かに聞こう。

 


2月25日(月)
大正時代のものと思われる雛人形。もうすぐ桃の節句ですね。
 昨日の草津市長選挙で民主党や連合滋賀が推薦する橋川わたるさんが僅差ながら勝利をおさめた。公正で透明な市政をめざし市役所を退職して背水の陣での立候補だったが、無事本懐を遂げられた。これから議会対策などいろいろご苦労があろうが、初心を忘れることなく、草津市民のみなさんのために頑張ってほしい。
 今日は一般質問の通告日である。男女共同参加センターの今後の運営など男女共同参画社会へ向けた取り組みについて質問をする予定です。
 あれこれ思っているところで大正時代のひな人形に遭遇したので写真をとりました。いろんな思いの中で学校や公共施設で雛人形を飾らないところもあるようですが、是非についてはいろんな考えがあると思います。これは文化だとかたずけてしまうのもいささか乱暴な気もします。みんなで議論してみましょう。


2月24日(日)
雪に包まれた八幡堀。ピーンと張りつめた景色はやはり重要文化的景観ならではです。(景色の国宝といえるものでしょう)
 昨日から雪が降り続き、朝起きるとしっかり積もっていました。
今日は舟木町敬老会が開催されるということで心配しておりましたが、役員の皆さんが朝から雪どけをしっかりしていただき、会場前はすっかりきれいになっておりました。 本当にお疲れ様でした。会場には悪天候にもかかわらず、多くの方が元気にお集まりになりまして盛大に開催されました。
 高齢化社会ということで大変だ大変だという話が先行していますが、平均寿命が延びて楽しい老後が送れるのことはうれしいことです。ただ、病気になったり介護が必要になってくるとまわりの人々にも少なからず影響が出て参ります。
 そうならないために高齢者も地域社会へ出てしっかり活動されることが必要です。
そして、ゲートボール、グランドゴルフなどスポーツも含めて高齢者が活躍できる場所を作るのが私たちの仕事だと思って頑張ります。
 今日は事務所前の八幡堀の雪景色を皆さんにお届けします。


2月23日(土)
体験発表を終えた6人の岡山小学校児童の皆さん。ご苦労様でした。
 毎年恒例となっている岡山学区の子育てのつどい「おかやまフォーラム」が開催され出席した。
岡山小学校の児童6名による意見発表や岡山公民館における子どもたちの交流事業の紹介、学校保健に関する講演などが行われた。
 子どもたちの意見発表の主なものは、岡山小学校独自の取り組みであるブラスバンド、田植えや稲刈りの経験、そしてフローティングスクールの思い出であった。
 フローティングスクールの舞台である学習船「うみのこ」は老朽化が進み今県議会で新造船のための基金条例が提案されている。
 この事業は県内の児童がうみのこで宿泊しながらびわ湖の水質や生物の勉強をしたり、子ども同士の交流を図るなど滋賀県ならでは取り組みである。私もPTAの役員をしていた時に体験乗船をさせていただいたがなかなか楽しかった。子どたちにとっても大変大きな、そして貴重な思い出となっているようだ。これからもぜひ取り組みを続けてほしい。


2月22日(金)
 今日は県議会の代表質問でした。自民党湖翔クラブ、民主党県民ネットワーク、そして対話の会びわこネットの三会派が質問に立ち、新年度予算をはじめ地球温暖化、滋賀クリーンセンターの運営、造林公社問題を含め森林対策など当面する重要課題について知事の答弁を求めました。
 当初の予測どおり、福祉医療費や私学助成費のカットなど県民の生活を直撃する予算には三会派から厳しい指摘がありました。
 終了は午後7時を過ぎ、知事の答弁はトータルで5時間近くなりましたが、体の調子がいまひとつという中でひたすら答弁する姿は答弁の趣旨は別として立派なものです。
 今の財政危機は歴代知事をはじめこれまで県政運営にかかわったものの責任もあるのですが、現に県政を預かっている以上、そうも言っておられません。知事の言葉を借りて言えば逃げずに解決していかねばなりません。
 民主党・県民ネットワークが嘉田知事を支えるというスタンスは変わりませんが、一つ一つの県政の課題についてはこれからも是々非々で議論していかねばなりません。


2月20日(水)
 ある会合で薬物依存症から抜け出すための自助グループ「びわこダルク」の代表の方のお話を聞く機会を得ました。共同生活をしながら薬との戦いを続けておられますが、ご自身も薬物依存症の経験があることからそのお話は非常に説得力のあるものでした。
 私もかつてケースワーカーをしていた時代にアルコール依存症の方やご家族と一緒に断酒会に通った経験がありますが、依存症から抜け出すには100パーセント断ち切るしかありません。一度アルコール依存症になれば、酒の量を調整して直すということは決して出来ません。
 苦労して何年も止めていながら、たった一滴の酒で長年の苦労が水の泡というケースを何度もみてきました。そしてやがては肝機能障害などで死を待つことになってしまいます。
 薬物依存症も同じことだと思います。今日一日絶対止める。そして次の日も、そして次の日も、と繰り返していくしかありません。代表もこのようにお話されていました。 このことを続けていくためには一緒に行動する仲間、そして家族の支えが必要です。
いま、依存症はアルコールから覚せい剤、薬物、またギャンブル依存症、買い物依存症など様々あります。どれも行き着く先は健康や生活の破綻です。
 そうならないための相談窓口や支援グループが官民ともども必要です。人間一人ひとりはそんなに強くはありません。依存症にはそれぞれの背景や原因があります。社会全体で暖かく見守り、助け合うことが必要です。
 


2月19日(火)
 滋賀県議会が開会し、嘉田知事から所信表明並びに提案理由の説明がされた。
厳しい予算編成の中であるが、「未来を拓く」ための次世代を展望した仕組みづくりとして、基本構想の三つの戦略(人の力を活かす、自然の力を活かす、地と知の力を活かす)を軸に主要施策の説明がなされた。
 また、当面する課題として新幹線新駅中止後の「栗東新都心土地区画整理事業への対応」と「県南部地域の振興」について今後の対応方針を述べられるとともに、大津市栗原地先における「県南部広域処理システム整備計画」の中止を宣言された。
 この計画をめぐっては旧志賀町時代、その是非をめぐって町長が失職するなど大きな混乱が生じたが、嘉田知事の公約どおり凍結中止となった。
 しかし、地元住民に多大の迷惑をかけたことは事実であり、この点について知事も心苦しく受け止めていると遺憾の意を示された。
 処理予定であった一般廃棄物を今後どう処理していくか課題も多いが、県・市町が広域的な観点から対応策を協議していくことになる。
 20、21日は議案熟読のため休会となり、22日金曜日に代表質問が行われる。
民主党・県民ネットワークからは守山市選出の大井豊議員が質問に立つ予定です。
 


2月18日(月)
 明日からいよいよ2月定例会が開会します。予算特別委員会の審議も含めて3月24日の閉会日まで35日間の長い会期になります。今日は代表質問の検討のため終日政調会が行われました。今定例会では、特に新たな財政構造改革プログラムをはじめ、当初予算に関連して道路特定財源も議論の中心になるでしょう。地方自治体のありようや地方分権の行く末を明確にする議会であってほしいと思っています。
 さて、最近親しい方の訃報に接することが多く悲しい思いをしています。先日も長くお付き合いいただいた韓国民団の役員さんが亡くなられました。温和な方で韓国の政治状況から韓国料理の食べ方までいろんなことを教えていただきました。
 定住外国人の地方参政権の確立についても市町議会へ意見書の提出をお願いに行くなど、ご一緒したことが今でも思い出されます。
 この定住外国人の地方参政権については国で立法化の動きがあってもなかなか実現していません。納税等住民としての義務を果たしていながら地方参政権がないのは不合理です。県議会でも請願が出されていますが、継続審議のままになっています。
 お亡くなりになった韓国民団の役員さんの遺志に報いるためにも今議会でぜひ請願採択を実現したいと思います。
 
 


2月16日(土)
体調不十分ながら熱弁をふるう前宮城県知事 浅野史郎氏。
 「地方自治と自治体財政に関する連続講座イン滋賀」(自治労など4団体主催)が大津で開催され出席しました。
 「改革への挑戦・地方から国を変える」と題した前宮城県知事、慶応大学総合政策学部教授浅野史郎氏の基調講演の後、参加者で意見交換をしました。
 情報公開のあり方、県や市町のマネージメント、今話題の道路財源や暫定税率の問題、そして地方分権や民主主義のあり方など多岐にわたって、熱弁をふるわれました。
 風邪で熱もあると聞いておりましたが、講演前の前座なるものも含めて2時間近く元気に話をされました。前の厚生省、そして宮城県知事と多くの現場を経験されているだけあって大変説得力のあるお話しでした。
 旧厚生省で障害福祉課長を努められただけあって、今も障がい者福祉の分野で活躍され、現在の自立支援法の課題に対しても明確にお答えいただきました。
 また、道路特定財源問題では、住民の税負担を含めて地方分権の観点からしっかり議論しなければいけないとういうことを改めて認識させられました。この議論を抜きにして多くの知事や市町長が国土交通省の補助金ほしさに気勢を上げているのはやはり疑問を感じます。
 私からはいま近江八幡市でも課題となっている公立病院の運営について質問をしましたが、これについては国の医療政策の充実と公立病院相互の再編ならびにその間のアクセスなどについて指摘されました。
 この点については私も同感で、医療圏域ごとに国や県の役割・財政負担を明確にした上で経営形態の再編を検討すべき時に来ていると思います。


2月15日(金)
 来週の19日からいよいよ2月定例県議会が始まります。これまで定例会は6月、9月、12月と3回経験しましたが、新年度予算の審議は初めてです。新たな財政構造改革プログラムを実施する最初の予算案として17年ぶりに一般会計で5千億円を割りましたが、総枠はともかく福祉、医療、教育など個別に見てこれで県民の生活を守れるのか、しっかり審議しなければなりません。
 今日は質問項目などについて調査するとともに、市役所の財政課などで近江八幡市の状況も確認しにいきました。予算案もほぼ固まりつつありますが、やはり県の財政構造改革プログラムの影響は避けられません。どこの市町も厳しい予算編成に直面しています。一番の問題は地方交付税の制度が本来の目的を果たせていないことにあります。
 公平な地方行政を実施するための財源調整機能を持つ地方交付税でありながらその目的を果たせていない原因はどこにあるのか。税源移譲と併せて日本の方向を変えていかねばなりません。
 夕方からは近江八幡駅で連合滋賀の街頭啓発に参加しました。今働くものの環境は大変厳しくなっています。特に派遣労働や非正規雇用の労働条件が危機的状況になっています。残業代がもらえない、突然解雇が告げられる、不明な名目のお金が給料から天引きされているなど、おかしいと思ったら連合滋賀の相談ダイヤルが開設されていますので迷わず相談してください。(フリーダイヤル 0120−154−052)


2月14日(金)
 「水茎夢の里委員会」という名前を見て皆さんはどんなイメージをもたれるでしょうか。
 私は今回初めて委員会に出席させていただきましたが、「水田アート」や「水力発電」「栗の植樹によるカーボンオフセット」などこれから世界中で取り組まねばならない環境問題、特に二酸化炭素削減に向けた企画が盛りだくさんにあって本当に「夢の里」という名前にふさわしい委員会でした。
 委員会ができてから3年ほど経つそうですが、こうした草の根的に活躍する住民団体の動きがやがて全国に発信され、大きな力になってくると思います。
 何よりも素晴らしいと思ったことはみんなが楽しみながら事業を進めていることです。環境保全活動はこの楽しさがなければ長続きしません。私もこれから皆さんのエネルギーをいただきながらできることから実践していきたいと思います。


2月13日(水)
 午前中、県議会文教警察・企業常任委員会に出席、県警本部から19年度の刑法犯認知件数及び交通事故の状況について報告を受ける。刑法犯の認知件数は確実に減っているし、交通事故の件数も減っているが、交通事故についてはワースト順位で全国的に未だ高い位置にある。やはり、交通弱者である高齢者の事故が多い。啓発も含め事故撲滅に向けた取り組みが求められる。
 教育委員会からは最近の教職員の不祥事に鑑み、処分基準を厳しくした旨の報告があった。一部の教職員のことに違いないが、全国的にも同様の事例があり、やはり適性の問題も含めて共通の原因を探るべきだろう。
 


2月12日(火)
埋め立て予定地。今後、六期に分けて産業廃棄物の投入、覆土を繰り返して埋め立てていく。
 昨日と打って変わって冷え込みが厳しくなりましたが、雪が舞う中、甲賀市に建設中のクリーンセンター(産業廃棄物処理場)の視察に行って参りました。
 周辺整備の遅れから今年4月のオープンが遅れそうですが、新聞報道でもご承知の通り、この施設の大きな課題は今後15年間で百億円を超える赤字が発生するだろうということです。計画では15年間で約百万トンの産業廃棄物を受け入れる予定でしたが、リサイクルが予想以上に進んだため(このことはよいことですが)、搬入量が予想するほどないためです。
 この施設の建設費の約二分の一は国・県の補助金、そして残りは県環境事業公社の借り入れ等ですが、当初の予測どおりに産業廃棄物がなければ今後の維持管理費を考えても上記のような100億円を超える赤字になってしまうということです。
 これまで滋賀県は産業廃棄物の処理を他県に依存していたので、施設の必要性はいうまでもないのですが、造林公社と併せて将来の県民の負担がどうなるかが今後の大きな課題です。社会の情勢は刻々と変化していくので大型公共事業のシュミレーションは難しいと思いますが、今後もしっかり情報を開示してオープンな議論が必要です。


2月11日(月)
 左義長保存会総会がひむれ八幡宮で開催され出席した。3月15日16日の二日間にわたって湖国に春の訪れを告げる左義長祭りが開催され、観光客も多く訪れる。
 八幡祭り、篠田の花火と併せて近江八幡の三大火祭りといわれるが、これまでの長い歴史を市民の皆さんの手で守ってこられた。
 しかし、県などの補助金も今年は削減され年々運営がむずかしくなっていく。
でも、そこは進取の気性で知られる近江八幡のことである。みんなが知恵を出し合ってこの町衆の心意気は末永く守られていくことだろう。
 今、各町内では若者たちが夜遅くまで干支にちなんだ「だし作り」に励んでいる。
この近江八幡を離れている若者もこの時ばかりは里帰りをする。
 この祭りが終わればいよいよ待ちに待った春が訪れる。
 


   
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