近況報告2月1日〜

2月9日(土)
 朝から思いがけなく雪が降り続き、悪天候となりましたが、近江八幡市内で2008年民主党滋賀県連定期大会が開催されました。
 250名を超える党員・サポーターの皆さんが出席し、前原民主党元代表や嘉田滋賀県知事など多くの来賓をお迎えし、無事議事日程を終えました。
 2008年の大目標は当然、解散総選挙で勝利し政権交代することです。
その前に道路特定財源の一般財源化やガソリンなどの暫定税率撤廃を実現せねばなりません。このことを大会で決議し、皆で確認しました。
 昨日から今日にかけて東京や地方で道路特定財源維持の決起大会が知事会や市長会などの地方六団体を中心にして開催されていますが、非常に奇異に写ります。
 首長にとってはたちまちの道路整備財源をどうするのかという危機感があるのでしょうが、地方分権時代を迎えて自分たちのことは自分たちで決めるというときに政府与党の道路利権と思えるような政策に無批判に従っていてよいのか。
 もちろん道路整備は必要ですが、道路財源やそのための税制を環境目的の使途も含めてしっかり議論すべきです。
 今の知事会など地方六団体の動きに対して、かつての大政翼賛会のようなイメージが浮かぶのは私だけでしょうか。


2月8日(金)
 昨日に続いて市内で関係機関を訪問するなど、情報収集をした一日でした。特に、市議会で請願採択されているサッカー場建設について財政事情が厳しい中、何とか方向性が見出せないか、探ってみました。候補地についてはある程度固まっているのですが、最終決定には至っていません。県の補助金については新たな財政改革プロジェクトが今後三年間続く中で、大変厳しい状況です。国の制度の活用も含めて何とか目処を立てたいと思います。
 サッカー協会の皆さんも本当に一生懸命に取り組んでおられますし、子どものサッカー人口も増えています。実現に向けてみんなで知恵を出し合いたいと思います。


2月6日(水)
 今日は午後から2月定例会提出議案の説明を受ける。一般会計の新年度予算総額は十数年ぶりに5000億円を割ることになった。これはもちろん新たな財政構造改革プログラムによるものだ。
 道路特定財源分は当然含まれた予算案なので暫定税率が廃止されればその財源はどうなるのか、あるいは道路特定財源分を含んだ予算を民主党は可決するのか、など政局がらみで様々なことが新聞報道されるが、論点はそこではない。
 もちろん国の制度が変われば地方が影響を受けるのは当然だが、30年以上も続く暫定税率や二重課税を放置しておいてよいのか、道路特定財源の一般財源化はどうするのか、今の日本の現状を踏まえて道路整備はいかにあるべきかなど、本質の議論をしっかりするときである。
 まさにガソリン国会の議論を国民の前に示して、世論を見極めることが必要である。
テロ特措法に続いて伝家の宝刀である3分の2条項を再び使うようであればいよいよ解散総選挙になる。


2月5日(火)
逮捕術の訓練をする警察官。
 文教警察・企業常任委員会の県内視察で昨年11月に竣工した県警察学校及び大津市内の中学校を訪問しました。
 警察官採用試験に合格すると採用区分によって期間は違うものの、すべての人が警察学校に入校します。そこで法律などの学科、逮捕術、射撃など警察官として必要な訓練を受けます。大変厳しい訓練を経て、警察官は現場へ出て行くわけですが、昨今の警察活動は社会の複雑な状況を反映してとても困難になっています。
 警察学校には女性も多くいますが、ストーカー被害、性犯罪など女性警察官の役割も今後益々重要になってきます。
 地域の安全、安心を確保するため、警察官の皆さんは限られたスタッフで高い使命感のもと活躍されていますが、この警察学校から後に続く優秀な人材が巣立っていくことを祈っています。
 ベテランの警察官はかつて学んだ校舎がなくなりさびしいとおっしゃっていましたが、快適な環境で訓練出来るのはよいことです。
 規律正しい訓練をされている若者を見て、大変頼もしい思いでした。6人部屋で共同生活を送っているそうですが、苦楽をともにした同期の警察官は終生の友人となることでしょう。
 お昼には特性のおいしいカレーライスをいただきました。ご馳走様でした。


2月4日(月)
この冬で一番美しい富士山でしょうか。
 今日は東京で開催された地方財政セミナーに参加。サブプライムローンで行方が定かでない世界経済の動きや財政健全化法、道路特定財源問題などなど、地方自治体を取り巻く財政問題について講義を受ける。
 夕張市の財政破綻も決算カードなどをしっかり分析すればもっと早く議会も動けたという。制度の改正などで地方交付税の流れや財政分析も複雑になってきたが、経済の動きを見誤ることなく、しっかり点検していきたい。
 ガソリンの暫定税率に関連して税に消費税がかかるという二重課税の問題もしっかり議論しなければと思う。
 さて、東京へ向かう新幹線の車中であまりにも富士山が美しかったので思わず写真を撮りました。
 霊峰といわれるだけあって本当に神秘的な山です。


2月3日(日)
ブライアン氏と知事の対談の様子。
 長年近江八幡消防団長として活躍された小根田良三さんがこの度瑞宝双光章を受章され、その祝賀会に出席させていただいた。
 小根田前団長とは火災の鎮圧現場あるいは台風来襲時の水防活動の現地対策本部などで御一緒する機会が多かったのであるが、常に冷静沈着に判断され消防団員を指揮しながら任務を全うされました。今後もご健康で地域防災の発展のため活躍されますことをお祈りいたします。
その後、野洲市へ移動し、嘉田知事を囲む集いに参加。琵琶湖を題材に多くの「曲面絵画」を描くウイリアム・ブライアン氏と知事の対談を聞かせていただく。
 2008年度は琵琶湖を世界遺産にという話題、そして近江八幡や安土の宝である西の湖や長命寺川をラムサール条約の対象に加えることなど大きな話題もある。
 県民にとって母なる琵琶湖を守るために、一人ひとりが何を出来るか、じっくり考える年であってほしい。


2月2日(土)
井上所長から知的障がい者更生施設「蛍の里」の運営状況や課題について説明をいただく。
 今日は民主党の政治スクールで守山市の「蛍の里」という障がい者のための施設を訪問させていただき、井上所長そして保護者の皆様の切実な思いを国会議員、県会議員、市町議会議員が聞かせていただいた。
 応能負担から応益負担に変って障害年金の大半が負担金となり日常生活費はほとんどなくなった。そして、判定が6段階になって施設に入所が出来ない3判定となるケースも出てきて混乱に拍車がかかる状態である。
 介護保険と障がい者福祉制度は全く異なるものであり、同じ範疇にしてしまおうという考え自体に無理があるのだろう。
 施設の老朽化も進むし、厳しい職場ゆえにマンパワーの確保にも大変苦労されているようだ。国の定める基準の人員配置ではとても対応できる状態でなく、基準以上に配置される人員の人件費の支払いも経営を圧迫する。
 障害者自立支援法は成立以来、その欠陥が多く指摘されているにもかかわらず、なかなか改正できていない、一刻も早い改正に向けて、県も国も汗をかかねばならない。
 夕方からは岡山公民館の優良公民館文部科学大臣表彰受賞祝賀会に招かれ出席させていただいた。約200名の方々が出席され、これまでの活動を皆で振り返った。
 岡山公民館は子どもからお年寄りまで幅広く参加できる行事を計画し、自治会を中心に各種団体が一丸となって取り組むという伝統がある。こうした中で豊かな自然、歴史、文化を背景にして思いやりのある心豊かな、そして時代をリードする人材を世に送り出している。そうした人的風土が確立している学区でもある。これを契機に益々公民館活動が発展することをお祈りいたします。
 


2月1日(金)
知事懇談会で私学が公教育で果たしている役割を訴える。(1月30日)
 新聞報道もされたが、県は新たな財政構造改革プログラムのうち、乳幼児医療費助成事業や私学助成金について削減額を圧縮する方針を固め、各会派に伝えた。
 さる1月30日に開催された民主党県民ネットワークとの知事懇談会においては、この福祉医療費や私学助成を含めた6項目を中心に知事と意見交換をしたところであり、一定の復活をされたことは前進であるが、いまなお根本的な課題は残ったままである。
 今後、舞台は新年度予算が審議される2月定例会に移されるが、知事の任期中の行政運営を左右する重要なポイントでもあり、しっかり議論して滋賀県のゆくべき方向性、あり方を見極めたい。


   
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