近況報告8月20日〜

8月26日(日)
 早朝より恒例の市防災訓練に参加。会場は毎年各学区を順番に周っており、今年は北里学区での開催である。内容は昨年とほぼ変わらないが、同じことを反復することがまた重要でもある。近い将来かなり高い確率で滋賀県も大地震に見舞われることが予測される。災害への備えと住民の心の準備は万全を期したい。
 午後からは大津で開催されたシンポジウム「住民投票」に参加した。法制化する案や条例の整備で対応する案など考え方はいろいろあるだろう。近江八幡市では今春、常設型の条例が整備された。住民投票する場合の条件整備は投票の対象とする事項をどこまで住民に周知し、議論してもらうかなど課題は多いが、今後市町村合併を含めいろんな場面で住民投票は必要になってくるであろう。有権者は首長や議員に自分の町の将来を白紙委任したわけではないのだから、まちづくりやまちの在り様を大きく左右する事項は住民投票にかけることは必要である。そのためにも自分の住んでいるまちを心から愛し、まちづくりの方向についても常に関心を持ってほしい。


8月25日(土)
 滋賀県では7ヶ所を会場にびわこヨシたいまつ祭りが開催され、近江八幡市でも長命寺川周辺で多くのヨシたいまつに点火された。子どもたちによるヨシ笛の演奏、兄弟社学園高等学校のブラスバンドの披露がされるなどのイベントも実施された。ヨシたいまつはこの地域の歴史的な祭礼行事に使われるもので、環境浄化に尽くしたヨシたちのフィナーレでもある。こうした生活や文化歴史に根付いた環境学習や体験はこれから特に重要であり、子どもたちにもぜひ引き継いでほしい。こうしたイベントの継続には多くのボランティアの皆さんの支えが必要であり、関係各位に心から敬意を表します。地味な取り組みでありますが、滋賀県の環境浄化に貢献されますことを心からお祈りいたします。

8月24日(金)
 朝から終日、9月補正予算の聞き取り、財政状況の説明などで一日を過ごしました。県の財政状況は依然として厳しく、今後3年間のシュミレーションでも毎年400億円近い財源不足が予想されます。こうなると投資的経費の削減や補助金カットで対応しなければならないことになりますが、県民の生活に直接打撃を与えることになる歳出カットは避けなければいけません。不要不急の支出は当然やめなければなりませんが、財源不足を口実に福祉や医療の切り捨てがあってはなりません。むしろ、こういう時代であるからこそ福祉や医療、雇用対策にかかる予算に積極的に取り組まないと県という存在そのものに疑問が投げかけられます。行政職員、教育職員、警察職員など現在19,000人近くいる職員と県議会が知恵と汗を出し合ってこの危機的状況を乗り切っていかねばなりません。

8月23日(木)
 先般、中小企業家同友会の皆さんとの懇談について報告しましたが、今日偶然に旧知の中小企業経営者の方にお出会いし、いろんな苦労話や抱負を聞かせていただきました。彼は確たる信念に基づき堅実に企業を経営しながら、忙しい合間をぬって社会奉仕活動も継続している人であります。また、その話の端々には社員やその家族の方々に対する優しい思いが感じられあらためて感服しました。こういう経営者がどんどん活躍するようになれば滋賀の経済は活性化し、働く人たちの環境も良くなっていくのだろうと思います。いま取り組んでいる中小企業振興条例の制定をきっかけに滋賀県の大半を占める中小企業が元気になるよう今後とも努めていきます。

8月22日(水)
 朝から近江八幡市役所において平成20年度対県要望事項などについて懇談したあと午後からはびわこ京阪奈線(仮称)鉄道建設期成同盟会総会に出席させていただいた。
 これは近江鉄道米原駅から貴生川駅、信楽駅を経由して京田辺駅まで約92キロを鉄道でつなぐことにより滋賀県から関西文化学術研究都市を経て大阪市内までの時間を一気に短縮しようとするものです。財源の問題があるので時間はかかると思いますが、このことにより産業の活性化と地域の新たな活力が生み出されることを期待するものです。
 午前中の懇談会では新病院整備運営事業に対する財政支援など重点要望4項目をはじめ26項目について意見聴取しました。新病院については周産期医療や救命救急医療体制の充実など住民の命を守るための課題が数多くあります。国や県の責任を明確にしたうえで地域医療の推進のため今後とも努力して参ります。


8月21日(火)
 午前中から県議会経済振興対策特別委員会の県外視察に参加。企業訪問とあわせて滋賀県中小企業家同友会の幹部の方と意見交換をさせていただいた。テーマは中小企業振興条例の制定についてである。千葉県をはじめ一部自治体ではすでに制定済みであるが、滋賀県でも議員提案で制定を目指したい。滋賀県の企業の大半は中小企業であり、その振興は滋賀の経済の活性化とそこで働く人達の生活向上につながる。もちろん雇用の確保にも寄与することになる。同友会の幹部の皆さんは大変研究熱心であり、頭が下がる思いであった。行政も私たち議会も切磋琢磨して日本一の振興条例を制定したい。


8月20日(月)
 お盆休みも終わり社会全体が仕事モードになった。午前中は東近江振興局で障害者自立支援法などについて意見交換し、午後は蛇砂川改修の協議会に出席しました。私が市役所に就職した昭和50年代前半は浅小井町でも多くの家が床上浸水の被害に遭うなど、正に暴れ川の名をほしいままにしていたが、その後河川改修が進み、近年はずいぶん状況はよくなった。しかし、まだまだ改修すべき重点地区は残っており、沿線住民が安心して暮らすためには引き続き予算獲得が必要だ。ゴムボートで被害調査に行ったのが福祉事務所時代の初仕事であったのが思い出される。一日も早い改修のためこれからも頑張りたい。

   
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